トップページ > 私たちのこだわり >保存へのこだわり

保存へのこだわり・雪室貯蔵でいつでもおいしいお米

おいしいお米だからこそ保存にもこだわる

新米が一番おいしいことは、みなさんもご承知のことだと思います。お米は収穫後、時間の経過とともにおいしさを失っていきます。
特にお米のおいしさに影響を与えるのが温度です。お米は、温度の上昇にともない呼吸と酸化、酵素の働きによって劣化が著しくなります。それは、どんなにおいしいお米であっても避けることはできません。だからこそ私たちはお米を1年中おいしく食べてもらう為に保存にもこだわります。

雪室(ゆきむろ)の優しい冷気でおいしさを逃さない

私たちのお米は、お米が一番おいしい時期・・・収穫を終えたお米をすぐに雪室貯蔵庫にお米を運び込こみ、最高の状態で「おいしさ」を封じ込めます。雪室は氷室とともに古くから野菜などの農産物などの貯蔵に利用されてきました。最近では、日本酒などでも雪室熟成させることでまろやかで味わい深い仕上がりになることから利用が広がっています。


雪室貯蔵とは

雪室貯蔵とは、冬の間に蓄えた雪の冷熱エネルギーを利用してお米などの農産物を貯蔵するものです。貯蔵庫内は常に2〜3度に保たれ冬の状態を維持しています。一般的なお米の貯蔵庫が10〜15度なのでその差は歴然となります。また、私たちの雪室貯蔵庫は氷温域で管理できる空調設備を併用したハイブリッド仕様なので、秋から冬にかけての期間や万が一の小雪の年でも安定してお米を保存することができます。

雪室貯蔵のいいところ

雪室貯蔵はのメリットは、冬につもった雪の冷熱エネルギーを使うことで環境への負荷が減らせることにあります。また、気密性が高く貯蔵温度が2〜3度と低い為に害虫やカビなどの繁殖を抑え、ネズミなどの侵入も防げることからお米を清潔に保つことができます。さらに氷点近辺の低温で保存されたお米は微量ですがデンプンが糖化することやタンパク質が旨味成分(アミノ酸)に変わることで食味がよくなるともいわれています。